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小川 弘伸; 向山 武彦
JAERI-Tech 99-041, 188 Pages, 1999/05
日本原子力研究所の高速炉臨界実験装置施設FCAの統合型封じ込め・監視システムは、ポータル・モニターとペネトレーション・モニターの2つの相互に補完するシステムで構成されている。本システムの開発は1988年に完了し、1990年に国際原子力機関(IAEA)は、保障措置目標を達成するシステムとして受け入れた。ただし、本システムのデータ真正性の担保手段として、IAEAの独立したオーセンティケーション措置の具備を条件とした。オーセンティケーション・システムの開発は、日本原子力研究所、米国サンディア国立研究所とIAEAの3者共同により実施した。開発は2期に分けて行われ、第1期は独立にデータを収集する機器の開発を実施し、第2期においては収集したデータとFCA封じ込め・監視システムのデータとを自動比較するシステムの開発を実施した。
向山 武彦; 小川 弘伸; 横田 康弘*
JAERI-Research 98-001, 76 Pages, 1998/01
日本原子力研究所の高速炉臨界実験施設FCAは、保障措置上非常に機微な金属ウランや金属プルトニウムを保有する。このために高頻度で直接検認する査察を実施しているが、国際原子力機関(IAEA)及び国(科学技術庁)と施設の3者に大きな負担となっている。査察に係わるマンパワーと被曝の増加及び実験に対する制約を、効果的・効率的に軽減することを目的として1979年に本システムの開発を開始した。本システムは、ポータル・モニタとペネトレーション・モニタの互いに補完する2つのモニタで構成されている。システムの開発は1988年に完了、引き続いて12ヶ月の現地認証試験を実施した。1990年1月のIAEA最終報告書は、保障措置上の目標を達成する査察機器として受諾した。但し、データ真正性の担保手続きを条件とした。
小川 弘伸; 横田 康弘*; 向山 武彦
JAERI-Research 94-026, 199 Pages, 1994/11
日本原子力研究所の高速炉臨界実験装置施設(FCA)は、実験上の必要性から高濃縮・高純度の金属ウランや金属プルトニウムの燃料を保有する保障措置上非常に機微な施設である。この為高頻度の査察が実施され、査察に係る人員と被曝の増加及び実験に対する制約は、国際原子力機関(IAEA)及び国(科学技術庁)と施設側の双方に大きな負担となっている。これらの負担を減らす効果的な対応策として、査察目標を損なう事無く、査察頻度を減少させる事の出来る封じ込め/監視(C/S)システムを開発した。本システムは、炉室出入口に設置した金属検知器を有するポータル・モニタと炉室内活動及び炉室容器内壁を監視し同時に封印による封じ込めとを組合わせたペネトレーション・モニタより構成されている。本報告書は本システムのハード及びソフトウェアについて詳述した。
山本 洋一; 小山 謹二
JAERI-M 93-055, 43 Pages, 1993/03
保障措置及び核物質防護の一環としてCASDAC(封じ込め/監視データ認証通信)システムを開発した。本システムは核物質の保全状況及び保障措置状況の検認を行うための自動遠隔監視システムである。このシステムは2つのサブシステムからなり、1つは中央監視センター、他の1つは施設サブシステムである。本報告書は、施設サブシステムを構成している機器類を統括・制御し、かつ中央監視センターとの通信を行っているオンサイト・マルチプレクサ(OSM)について、その概要及び使用方法についてまとめたものである。なお、本研究はJASPASの一環(JA-1)として実施したものである。
山本 洋一; 小山 謹二
JAERI-M 93-054, 19 Pages, 1993/03
保障措置及び核物質防護の一環としてCASDAC(封じ込め/監視データ認証通信)システムを開発した。本システムは核物質の保全状況及び保障措置状況の検認を行うための自動遠隔監視システムである。このシステムは2つのサブシステムからなり、1つは中央監視センター、他の1つは施設サブシステムである。本報告書は、施設サブシステムを構成している機器類のうち、中央監視センターとの間でメッセージ伝送を行うためのデータ端末装置(DTE)について、その概要及び使用方法についてまとめたものである。なお、本研究はJASPASの一環(JA-1)として実施したものである。
山本 洋一; 小山 謹二
JAERI-M 93-053, 17 Pages, 1993/03
保障措置及び核物質防護の一環としてCASDAC(封じ込め/監視データ認証通信)システムを開発した。本システムは核物質の保全状況及び保障措置状況の検認を行うための自動遠隔監視システムである。このシステムは2つのサブシステムからなり、1つは中央監視センター、他の1つは施設サブシステムである。本報告書は、施設サブシステムを構成している機器類のうち、C/Sセンサの情報を連続監視しているモニタリング・ユニット(MU)について、その概要及び使用方法についてまとめたものである。なお、本研究はJASPASの一環(JA-1)として実施したものである。
山本 洋一; 小山 謹二
JAERI-M 92-026, 21 Pages, 1992/03
保障措置及び核物質防護の一環としてCASDAC(封じ込め/監視データ認証通信)システムを開発した。このシステムはRECOVERシステムとTRANSEAVERシステムを基に改良RECOVERシステムとして設計製作された遠隔監視システムである。本システムは2つのサブシステムからなり、1つは中央監視センター、他の1つは施設サブシステムである。両サブシステム間の通信は公衆電話回線網を使用しているので、盗聴等の防止のために通信データを暗号化している。施設サブシステムには無人運転時のデータ保護対策や動作の信頼性を高める工夫が施してある。また、システムプログラムは移植性を考慮して作成された。本報告書は、CASDACシステムの概要及び性能試験について述べたものである。なお、本研究はJASPASの一環(JA-1)として実施したものである。
岡嶋 成晃; 大杉 俊隆; 桜井 健; 田原 義寿*
Journal of Nuclear Science and Technology, 27(10), p.950 - 959, 1990/10
高転換軽水炉における吸収材の反応度価値に関する実験的研究を原研FCAを用いた一連の実験において実施した。実験は、濃縮度の異なるBC及びHfを用いて、中心試料反応度価値及び模擬制御棒反応度価値をウラン燃料装荷FCA-HCLWR炉心において測定した。B濃縮度依存性が、中心試料反応度価値及び模擬制御棒反応度価値で観測された。実験結果は、JENDL-2とSRACシステムを用いた計算結果と比較した。計算は、BCについては、両反応度価値とも実験値と良く一致するが、Hfについては、過小評価することがわかった。